よくいる57歳の日記

そこらへんによくいる56歳の日記

DIXANS

地元のコーヒー豆屋さん TERA COFFEE の 2020年のカレンダーで紹介されていた神保町 DIXANS、閉店してしまったが、九段下に新店が(移転なのか?)。

2月から始めた仕事が九段下。だいぶ仕事に慣れたので昨日の仕事帰りに行ってきた!仕事場が駅から徒歩3分くらいで、DIXONは駅の反対側の徒歩2分くらいなので、あわせて徒歩5分くらいで行けた。

ケーキは武蔵小山au bon couer のものなのだが、ひとくち + コーヒー の瞬間が超幸せ~になるようにできている。美味しかった…。

 

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エコ

洋服が南米やアフリカの砂漠に捨てられているらしい。

先進国から輸出された服→ 輸入した国で古着として販売→ 売れ残りを不法投棄という構図らしい。買いに来る人には安くて助かる、と言われる値段で売り、売れ残りを大量に捨てても儲かるほど安く輸入できるということだ。

エコと思って回収に出している服も、砂漠に不法投棄されているかもしれない。

アフリカの数か国が古着の輸入を禁止しようとしたら、アメリカから圧力をかけられて、禁止できなかったそう。その理由が、アメリカで廃棄物が増える、ということだそう。酷いね。

この度の原油価格の上昇と資源価格の高騰で、国際的な運送料も値上がりしそうだというが、今までのように売れないような服まで輸入するという商売は成り立たなくなるレベルまで運送料は値上げしたほうがいい。おかしすぎるよね…。

先進国の人間は洋服を買いすぎだというけど、日本の一個人の感想としては、結婚式に出席するならこんな服にしろとか、仕事に来るならだらしない服を着るなとかいろいろ言われてたら、服の数はおのずと増える。買いたくなくても買わなければならない。空気よんであわせろ的な社会がもう少し変わらないとどうにもならない。

北京オリンピックの開会式は胸をすくゴミの少なさだった。床がカラフルになっても映像で、布や板を敷いていないので、ゴミが少ない…って観ててわかった。極めつけは、わざわざ変な聖火台つくらないよ、というトーチを使いまわした聖火台。

東京オリンピックの開会式もそうだったが、だいたいのイベントは、ゴミ出し放題。個人はこんなに必死で生ごみを土にうめたり、食品ロスださないようにしたり、資源ごみを分別してリサイクルの妨げにならないように気を使っているのに、なんで?と溜まりにたまってたストレスが、一気に解消していくような、北京オリンピック開会式だった。チャン・イーモウ監督ありがとう。

『リフォームの爆発』 町田康

昔、町田町蔵 今は作家の町田康…の

『リフォームの爆発』 という本を読んでいる。

 

町田さん、以前は、洗面台に大きな洗面ボールが2個並んでいるような、広め、都心、オシャレなとっても高級マンション+お仕事用の部屋、というセレブ住宅事情だったと思うのだが、保護猫が増えてからお引越しされたようだ…

までは知っていた。

町田さん、仕事用の部屋があったころ、そこでヘッケ君という猫白血病の猫を飼っていて、その猫が亡くなったとき仕事用の部屋に夜は置いてきてたことを嘆いていた…。自宅には先住猫たちがいるからしょうがないんだけどね…。それで、みんな一カ所でなんとかできるように、と、考えて引っ越ししたのだろう。

 

そして、その1軒家をリフォームするという話。

猫のグループが二つ、犬、の3つのグループをどう共存させていくのか? 人間としては、細長い寒いダイニングでご飯を食べるのが嫌だ… とか、そこら辺を解決していく話のよう。(今、まだ44ページ)

 

うちにも猫がいるので、わかる。

人間は気晴らしに出かけることができるが、猫はずーっと家にいるので、日光にあたったり外を観ることができるようにしてあげたいんだよね。それと、猫の餌やトイレのメンテナンスが面倒くさくないようにしたいし、換気しやすくしたいとか、猫にカリカリされてもいいように腰壁にするとか、まだ44ページしか読んでないけどわかる~わかる~的なことばかりである。

 

うちは、ただ今築27年。20年目くらいから外の音がめちゃ聴こえるようになった。そのころ、ヘーベルハウスの営業の人と話したら、普通の建売だと防音、断熱の素材が20年くらいで寿命なんですよね、と言ってた。ヘーベルハウスは高くて買えませんが。うちもあちこち、直し始めなければならないので、まずはこの『リフォームの爆発』を最後まで読む。町田さんちよりはる~かに狭いが!

 

 

 

2022年も一か月と一週間が過ぎた…

今週のお題「自分に贈りたいもの」

もう今年も一か月と一週間過ぎたので、カレンダー 50% Off  になっていた!

JAL アートカレンダー 選ばれている作品がどれも好きなので買っちゃいました。人類と共に共生してきた「動物」をテーマに、なんだそう

 

ART 普通判(日本語版)

 

東京国立博物館伊勢丹がコラボして作った、HINT MINT 浮世絵シリーズ。

LOHACOなどで売り切れていたのであきらめていたら、伊勢丹の通販で、賞味期限が近いから?6個まとめて安売りしてたので買いました…。安売りといっても、柄がスペシャルじゃないHINT MINT と同じ値段ですね。(一個300円)

欲しくても買えなかった人もいたはずなのですが、まあ伊勢丹さんの商売事情についてかんがえてもしょうがないので、セール価格+送料無料で買いました。

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なかなかカッコよい

ホール & オーツ

藤井風さんの HELP EVER HURT COVER に、O’JAYS の BACK STABBERS が入ってる。

ホール & オーツの、ダリル・ホールさんが、ダリルズハウス、という自作自演の音楽番組をネット上でやっていて、そこにゲストでO’JAYSがきたときのライブがかっこよい。

 

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ジョン・オーツがゲストで出たときも(要はホール&オーツ…)この曲を選んでやっている。かっこよい曲である。↓このビデオでめちゃかっこいいニットキャップの人がT-Boneさんである。

 

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ダリルズハウスを観るようになってから、おじさんになってからのダリルさんとジョン・オーツさんが大好きになった。とにかくダリルズハウスが好きである。どの回もいけてる。みんなカッコいい。

昔はホール&オーツ苦手だった。(ヒット連発のころ:高校生でした)

ダリルズハウスにはまってから、昔苦手だったのはリッチな帰国子女の人が聴いてるやつみたいな偏見だろう、今、ちゃんと聞けばよいに違いないと、昔のH&OのCDをいくら聞いても、どうもやっぱり好きじゃない。音も狙ってチープ、当時の敏腕ミュージシャンたちがうしろを固めた流行の音なのらしい。でもなー、やっぱり苦手。多分、あの時代の流行が苦手。肩パッド入れたジャケット男も女も着てて、男も女も髪を立ててたあの時代。

、と、最近まで思っていた。

 

ごくごく最近、星野源さんや藤井風さんの解釈による昔のソウルの掘り下げの結果のアウトプットを聴き続けた結果? H&Oの昔のアルバムもすんなり腑に落ちるというか、良さが解るようになった。なので、今はよく、PRIVATE EYES とか聴いてる。

ホール&オーツの大ヒット曲のうち少なくない曲は、ジャンナ・アレンという女性(ダリルの恋人サラの妹)がソングライティングに関わっているのだが、彼女は白血病で36歳で亡くなってしまったそう。

ダリルズハウスは最初は、ギターを持って、ドアーズのレイ・マンザレクさんの家や、ニック・ロウさんの家に押しかけて録画しちゃうというものだった。その後ダリルがオーナーのライブスタジオができ、ゲストはまずダリルセレクトのお食事を振舞われてから、そこで演奏するスタイル。最初のころ二人でギター担いで旅をして、ハウスができてからも常にメンバーで活躍してたT-Boneさんが、2010年心臓発作で亡くなってしまう。

 

そういう重なる傷心を乗り越えて、ダリルさんは Music goes on 頑張っている。永遠の音楽少年、と巷のファンは彼を呼ぶ。

渋谷

20日の渋谷訪問。

松涛美術館に行くときは、井の頭線のあたりからがつがつ上に上がっていき、帰りは、東急本店のあたりに出てダラダラ下ってくる。考えてそうしてるわけじゃないけど、何故か毎回そうなる。

東急本店の前のスタバに入ろうとしたら、毎度のことながら混んでいる。あきらめて道玄坂を下ろうとしたら、BIG ISSUE 売りの人のものと思しき、「BIG ISSUE 各種バックナンバーあります」の手作りポスターを掲げた大荷物が放置してあった。トイレにでもいってるんだろうな~戻ってくるまで待つか… とスタバに戻り、モバイルオーダーして飲み物ゲットしてしばらく過ごす。長居しすぎた。BIG ISSUE 売りの荷物は無くなっていた。

多分、警察署の交差点にかかっている歩道橋の上か、南口のバスターミナル前あたりで売ってるんだろうな、と思ったけど、渋谷西武に寄ったあと、ぼけっとして歩いていてそのまま電車に乗ってしまった。あー、忘れた。

 

23年前、渋谷で会社員だったころだけど、「のらねこのために募金して」の募金箱を持ったスレンダーなおばさんと、渋谷の人ごみでよく遭遇した。そのおばさんは時々横浜にも現れた。

 

一度だけ、おばさんと、のらねこの保護やってるの?等々と、話したことがある。先に、浮浪者と思われる男の人が一緒にいて、俺はもう行くよ、俺なんかがいると悪いから、といって立ち去ろうとした。ホームレスとカタカナでいうより、漢字の浮浪者が似合ってる人だった。おばさんが、そんなことないよ、いればいいと引き止め、その男の人は満面の笑顔をみせた。人生55年の中で、いまだに彼の笑顔がNo 1 の笑顔である。おばさんは、この世で信用できるものは、動物、自然、音楽、といって笑っていた。

 

誰に読まれるわけでもないブログを書き始めたのは、

こういった自分だけの大切な記憶を書き留めておきたかったんだなーと再認識。

By Myself  For Myself  Of Myself 

白井晟一入門 第二部

Back to 1981 建物公開 

 

週末と最終週は予約が必要なので、その前に…と思い、20日(木曜日)にいってきた。

渋谷区立松濤美術館… 

所在地は、渋谷区松濤2-14-14 渋谷区立の小学校の児童の絵画展なんかもやっていて、そのときは無料で鑑賞できたりする。

 

松濤... 紀州徳川家下屋敷が、倒幕されたあと佐賀藩主鍋島家に譲られ、鍋島家の茶園経営などの事業が松濤園と名乗っていたところから付けられたそう。

今は都内でも指折りの超高級住宅街。

でもさー、松濤住民は高級車で運転手付きで移動してるから、全く問題ないと思うけど、徒歩でアクセスすると渋谷からの道のりは... いわゆるラブホテル街的なものを通過せねばならない。鍋島松濤公園は、寂しい感じ…。高級住宅街とはもっと素敵なものかと勝手に思っている。もし、「…といわれている」と事前に知らなければ、やたら大きな家ばかりあるガラの悪いところ、と思っていたと思う。KYなので…。

 

直近にいったのは3年くらい前?、猫づくしの企画展展、人なんかいないだろうと友人と行ったら、なぜかすごく混んでいた。並んでいたおばさん二人組(自分たちもおばさん二人組だったが)も同じことをいっていた。

ホームページで調べたら2014年…そんなに長いこと行ってなかったのか~。そして、リニューアル後初と書いてあるので、自然光を遮る改装が行われ、喫茶室が閉店したタイミングだったのかな。混んでたので何も気づかなかった。

過去の展覧会をみていると、好きな感じの企画多いのに、見逃してきたと思う。これを機会にもっと頑張って行こう。

 

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円筒型の真ん中の噴水。空も丸く。 

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展示室。左側の回廊から展示室に飾られた絵が見下ろせた。前田寛治の人物のポートレートをそんなふうに観れたことは、衝撃的だった。今は自然光を入れちゃいけないという理由で、通常時は壁で遮られ噴水の上の橋も渡れないみたい。

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サロン・ミューゼという名の展示室(左の左側)とその特別室(左の右側)と、喫茶室の注文口。喫茶室は 今は閉店してしまってる。理由はなんだろう? また復活しないかな…。 2013年くらいまではやっていたみたいですが。2回ほど利用できた。サロン・ミューぜの壁には、ヴェネチアンヴェルベットが貼ってある。触ると気持ちいいふかふかな壁。

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地下の茶室。一度もお茶がたてられたことはないそう…。

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階段のシルエットも格好いい。

建築そのものがアート。 1981年に時を巻き戻した松濤美術館で 建築家・白井晟一の美意識に触れる | FEATURE【アートニュース・特集記事】 | 美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ (artagenda.jp)

 

ノアビルも白井さん作品だったのか… 変な建物として目印にしていた…。