よくいる57歳の日記

そこらへんによくいる56歳の日記

ホール & オーツ

藤井風さんの HELP EVER HURT COVER に、O’JAYS の BACK STABBERS が入ってる。

ホール & オーツの、ダリル・ホールさんが、ダリルズハウス、という自作自演の音楽番組をネット上でやっていて、そこにゲストでO’JAYSがきたときのライブがかっこよい。

 

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ジョン・オーツがゲストで出たときも(要はホール&オーツ…)この曲を選んでやっている。かっこよい曲である。↓このビデオでめちゃかっこいいニットキャップの人がT-Boneさんである。

 

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ダリルズハウスを観るようになってから、おじさんになってからのダリルさんとジョン・オーツさんが大好きになった。とにかくダリルズハウスが好きである。どの回もいけてる。みんなカッコいい。

昔はホール&オーツ苦手だった。(ヒット連発のころ:高校生でした)

ダリルズハウスにはまってから、昔苦手だったのはリッチな帰国子女の人が聴いてるやつみたいな偏見だろう、今、ちゃんと聞けばよいに違いないと、昔のH&OのCDをいくら聞いても、どうもやっぱり好きじゃない。音も狙ってチープ、当時の敏腕ミュージシャンたちがうしろを固めた流行の音なのらしい。でもなー、やっぱり苦手。多分、あの時代の流行が苦手。肩パッド入れたジャケット男も女も着てて、男も女も髪を立ててたあの時代。

、と、最近まで思っていた。

 

ごくごく最近、星野源さんや藤井風さんの解釈による昔のソウルの掘り下げの結果のアウトプットを聴き続けた結果? H&Oの昔のアルバムもすんなり腑に落ちるというか、良さが解るようになった。なので、今はよく、PRIVATE EYES とか聴いてる。

ホール&オーツの大ヒット曲のうち少なくない曲は、ジャンナ・アレンという女性(ダリルの恋人サラの妹)がソングライティングに関わっているのだが、彼女は白血病で36歳で亡くなってしまったそう。

ダリルズハウスは最初は、ギターを持って、ドアーズのレイ・マンザレクさんの家や、ニック・ロウさんの家に押しかけて録画しちゃうというものだった。その後ダリルがオーナーのライブスタジオができ、ゲストはまずダリルセレクトのお食事を振舞われてから、そこで演奏するスタイル。最初のころ二人でギター担いで旅をして、ハウスができてからも常にメンバーで活躍してたT-Boneさんが、2010年心臓発作で亡くなってしまう。

 

そういう重なる傷心を乗り越えて、ダリルさんは Music goes on 頑張っている。永遠の音楽少年、と巷のファンは彼を呼ぶ。