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ムーミンコミックス展 @八王子 富士美術館

22日、行ってきました…。

一か月に2回美術館に行くと、リッチな気分になれますね。ほかに使うお金と時間を頑張って削って、そうするのがいい気がする。


ムーミンコミックス展は、横浜そごうでもやっていたのだが、その時はスルーしてた。

8月の最初に、行きたいな~と友人夫妻がいったので、では、うちの車で一緒に行きましょう、となり、8/22に4人の大人の遠足になった。


ムーミンの作者 トーベ・ヤンソン女史は、ムーミンが軌道に乗って金銭的苦労から解放されたころ、同性パートナーを得て名誉欲からも解放されたそうで、マイペースな人生送ることを選択、人気すぎて忙しくなったムーミンコミックスの仕事の後半は弟のラルスさんがメインで担当している。

トーベさんは小説や絵画の制作を並行して行っていたそう。

初期のトーベさんの原画がすばらしく、小さな紙に丁寧に書き込まれているが、ひとつひとつのキャラクターがなまめかしく、ストーリーを読みたいと思わせる。

対して、ラルスさんは新聞紙面にふさわしいデザイン性の高い画面割で、長くシリーズを支えたのもなるほど、と思わせる。話も相続とか投資とか、新聞っぽい。

スナフキンってちょい役(ムーミンを釣りに誘って断られる)。にょろにょろってトマトの種を買って植えたつもりがカビ生えた!騙された!みたいな話。(カビがにょろにょろ)日本のアニメでは人気キャラのスナフキンとにょろにょろ…。

またアニメをみたくなってしまった。かなり愛らしく変更されているけど、原作の持ってる不気味さ(おさびし山とか)に自然と戻れる。

帰りは秋川渓谷のBBQ場のあるところから川をみた。みただけ。みるまで忘れてたらしいが、友人が上京して間もないころ親戚のおじさんとBBQに来たことを思い出したそうで、懐かしいね、といってた。