大谷翔平をきっかけにアジア蔑視の傾向がありとみなされた大リーグの解説者が、バイアス矯正プログラムを受講することになったとか…
最近、認知バイアスがどうこうという本、本屋でもよくみかける。買ってる人もよくみかける。
一つの目的に立って進もうとしたときしか、認知バイアスを修正して、自分を鼓舞して…なんつー事態にはならないと思う。多分、今その手の本を手に取る人は、仕事をうまくこなして給料あげる、とかいつか起業して高級ホテルでパーティーするとか夢みてる20~30代サラリーマンなんだろう。← 超想像+バイアスかかりまくり
いじめに悩んでいるティーンや、うつ病に悩んでいる中年が、認知バイアスを修正して現状に立ち向かおう、とかにはなってないだろう。(数字の根拠はないが)
最初の目的がそもそも正しいかってどうやって知るのか?東西南北みたいに、正しい方向ってないのにどうやってやるんだろ?
という疑問を感じるのであった…。
バイアスとは関係ないが…
韓国のナチュラル素材の生理用品を作ってるナトラケアって会社のCMが、「その日ってなんなん?(生理って言わないことへのいら立ち)生理の日? 何もしたくねーよ(白い服で出かける、長時間働くとかしたくない)」、「これは生理用品のCMです(どうどう生理っていうよー)」。新しい…。
それみた日本人の若い子たちも、休めばいーじゃん、思いはじめたようです。生理の日も長時間気にせず働けます、とか、白い服を着れますとか…。いや、休めばいいじゃん、です。確かに、高機能の生理用品って複雑な組成のプラスチック製品で、焼却処分するしかない。それに頼って苦しい思いをしながら働くのやだなーと思うのも自然なことである。
でも、28日周期できて腹痛3日の人が毎回休んでたら、周期が40日で頭痛2日の女性から文句がでるんじゃねーの?と思う。男よりも。どう解決していくのかな?長生きして見届けたい。給料返上でもいいとか、土曜日に余分に出勤するとか、残業時間で相殺?あるいは、完全成果給の会社なら関係ない? 仕事が佳境で、休みたくない!って思ってプラスチック化合物のナプキン使って出勤してる女の人がたたかれない?
結局、個人差の激しい領域にスタンダードを設けようとするのがいかんので、企業のCMは適当に無視、でいいと思う。当面は、長時間働けますとかいってる、P&Gとかに文句言うのがいい。