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BL漫画のおかげで読めた闘病記漫画

今週のお題「一気読みした漫画」

 

どちらも一冊完結なので、一気読み以外ありえないんですけど…。

闘病記2冊…どちらの漫画家さんもお元気にされていて 思わず vサイン。

最近、同じ病状で同じ治療を受けたとしても、医師から全然説明されない人とか、説明されても覚えてない人とか、結構いろいろだなあって思うんだけど、この漫画たちは、しっかり聞いて、しっかり描いてくれている。

 

3年くらいまえに、「漫画家になるのをあきらめた」という漫画がTwitterに流れて、それに対してたくさんの漫画家さんが反論した、ということがあった。「ジャンプに連載してその漫画が大人気になる」のが無理だから諦めるといってるだけで、漫画を描いて生きていきたいなら他にもいろんな形がある、という反論だった。「ジャンプに連載」以外の道としてエッセイ漫画、エロ漫画、BL漫画などいろんな道があるということだった。当然ながら、最初から「ジャンプに…」に興味がなく、エッセイやBLのほうが好きだから、という方も大勢いらっしゃると思う。

 

藤河るりさんもひるなまさんも、BL漫画家として活動されている。自分は、漫画もTVドラマも恋愛ものに興味がないのでBLも読まないけど、この二冊はそれぞれ発売当初にネット上で読んでから、紙の本も買って読みました。今でも読み返します。

 

がん細胞というものについて、詳しい説明はこっちの本が参考になった。先生けっこうエモーショナルだけど。

もう絶版ですね...。別の著者の同じタイトルの本があって紛らわしい。

 

がん細胞は自分の仲間を増やすために、健康な細胞のつながりを断つことと、そこに割り込むことが同時にできるんだそう。通常は、自分が増えることはできても他の細胞のつながりを断つことはできない(良性の腫瘍がこちら)。このがん細胞が増えるロジックを阻害する薬とかが近年開発されつつあるようなので、がん治療は進歩しているのは間違いない…。元気になるシカ!の中でAさんがいってる!

 

細胞、甦れ!