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世阿弥 最後の花

ただいま読書中です。 x で呟いたら作者の藤沢周さんがいいねしてくれた…。

本を汚したくないので、お茶しながら読まないようにしているから時間がかかってる。40ページ * 9 の 360ページくらいのところを 最初の3ブロックほど読み終わりました…。漁師の子供に文字を教えるついでに謡を教えちゃう世阿様…

能が好きなひとも、そうでない人も読めるし、わかるように丁寧に構成されているので、とてもお勧め。世阿弥の生涯くらいはさっと知っていたほうがいいかも。(父の観阿弥の跡継ぎであり、甥の音阿弥に後を継がせようとしてきたところに実子、元雅が誕生。足利家の代替わりに伴い佐渡流罪され京にもどったのかどうか生涯の最後は不明。とかその程度の情報を事前取得。)

漫画「ここは今から倫理です」の作者 雨瀬シオリさんの読み切り作品 「ぜあ」面白かったのでどこかで読めたらいいと思う。

そういえばTOKIO長瀬智也の最後の仕事になった くどかんドラマ 「俺の家の話」、能役者の家という設定で、長瀬さんが ぜあ~っと叫んでいたが、ほんとに「世阿様」って呼ばれていたようです。

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4月1日に読了しました。

作中で実際に面が伝わる雨乞いの能、佐渡に流されて憤死した順徳宮を慰霊する能を舞い、最後は赦免されたのにすぐに帰京せず、西行桜という能をやりたいというのです。

願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月の頃 

桜の季節に読み終わってよかった…。