よくいる57歳の日記

そこらへんによくいる56歳の日記

『地球の履歴書』やっと読み終わりました…

総ページ数 218頁(注釈含め)100ページ目あたりで、つっかかり、なかなか先に進めず。なんとか読み終えたが… 振り返るとそこの部分、

・1億2千年前にできたオントン・ジャワ海台

・1991年に噴火したピナツボ火山

・6600万年前にできたデカントラップ

の話が、比較対象するために、ごちゃっと出てくるので、読みにくかったのだ。

 

南極大陸の大きさの話。氷を除くと、大陸として記されている4分の1は海底に沈んでいるのだ、といいつつ、氷を除けば押さえつけられていたものがなくなるので、隆起するはずと書いてある。ということは、氷がなければ今、地図に載っている形の大陸になるってことかな?氷、なくなったら、南極大陸は海面に浮上できるが地球の海面は3M上がる。最寄りのJR駅、大口駅は水没。

南極大陸に初めて到着したのは、ノルウェー人のアムンセンで、イギリス人のロバート・スコットがその次だが、今、南極に観測基地を作ってるのはアメリカ。

オゾンホールを観察したり、温暖化の影響を実際に観測しているのはアメリカ、なのに対策には積極的に参加しようとしない不思議…。

 

湖面爆発(湖の二酸化炭素濃度が高くなりすぎ爆発して周辺の二酸化炭素濃度が急上昇して生き物が死ぬ)が観測され理論がまとめられたのに荒唐無稽といわれ、その二年後にもっと大規模な湖面爆発が起きて1700人と8000頭の家畜が即死した、とか、地震、予兆があるけれど、なかなか生かされない話とか、ソビエトが水使いすぎて干からびたアラル海の話とか…玉川の硫酸の強い水を田沢湖に導入してしまい湖が死んでしまった話とか…辛い…。人間のしくじり、辛い…。

「第四間氷期」 って安倍公房の小説ありましたね。そいや。地球は、氷河期と間氷期を繰り返しているので、今は第四間氷期、次の氷河期が来た…というSF。まだまだずーっと先の氷河期の心配するよりも、温暖化とかマイクロプラスティックとか、いろんなしくじりを心配しなければならない。