よくいる57歳の日記

そこらへんによくいる56歳の日記

『ゴールデンカムイ』と 『一の食卓』

読んだ…

となりのヤングジャンプ で。

全話無料とは、太っ腹ではあるけれど、最後のクライマックス直前なので、絶対続きはお金出して読みたくなるタイミング。

 

 

アイヌの少女アシリパの父たちがどこかに隠した資金(砂金)をめぐって、

アシリパと元日本軍兵士の杉元たち、

日露戦争時に北海道を守って北鎮部隊といわれた第七師団鶴見中尉、

新選組の実は死んでなかった土方歳三(じーちゃんになってる)、

3つの勢力が争っているというのが粗筋。

土方歳三たち新選組は、死に場所を探しているだけであり、アシリパたちと行動を共にする。

アシリパの父はアイヌやほかの少数民族のために、そのお金を使おうとしていたが、具体的には何をしようとしていたのか?が分からない。

最大に不気味なのは、第七師団鶴見中尉の目指しているものが何なのか?が分からないこと。それがこれから明らかになる?

 

アシリパの アイヌの心と生活を無くしたくない、という願いはかなうのか…。

史実では土方歳三が散った五稜郭が決戦の舞台になる。

続きはヤングジャンプで! ですな。

 

 永遠のアイドル、新撰組... 

小説に漫画にラノベに… たくさんあるけど、好きなのは ↓

 

『 一(はじめ)の食卓』 樹なつみ 先生 少女漫画です。

 

新撰組三番組長だった斎藤一が、明治政府の密偵として江戸をウロウロするために、外国人シェフとその弟子の明(はるちゃん)のところに居候。密偵の仕事を派手にこなして、はるちゃんをびびらせるという漫画。

斎藤一ほんものは、戊辰戦争後は会津藩士と一緒に青森で過ごしたあと、東京に戻り、学校の守衛さんや会計として働いた。漫画では、旧会津藩のために明治政府の密偵をしているという泣ける設定。

横浜に日本初の女性の教育機関としてフェリス女学院ができたこと、本格的なパン屋があったこと、築地に西洋ホテルがあったことなど、史実を丁寧に織り込んであって、毎回楽しみだった。が、ただ今、連載中断中。確かにネタを集めるのも大変だと思う…。

 

五郎さん(斎藤一)の台詞に、

 ものを知らないことは恥ではない、知ろうとしないことが恥なのだ、

 俺はかつてその 大事な部分をひとまかせにしたのだ、

というのがあるのだけど、維新後を生きた斎藤一の逸話にそういうのがあるのだろうか? と、だいぶ前に思ったのだが、調べていない。