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洗濯用洗剤 エコなのとちょっとエコなの


 

 


 

 

最近、マイクロプラスティックについて、

実は洗濯でアクリルの服から一番たくさん出るんですよ!という話が出ている。

 

個人でできる対処としては、

・なるべく新しく買わない

(新しいものほど流出するマイクロプラが増えるから)

・ネットに入れて洗う

だそうです。

 

天然素材の服も、綿を栽培したり染めたりなんだーかんだーで大量の水を汚染してるとか、いろいろ考えるととにかくいっぱい買わない、がエコとか… そりゃそうだ、人間死んで土に還れば一番エコだしなあ。(;^ω^)


うちでは、冬が特に、ポリエステル綿を入れた洗える一瞬見た目ダウン的なLLビーンの防寒着を愛用しているので、外側も詰め物もおもいっきりマイクロプラを出すと思われる。洗濯機で洗ってるし。ヒートテック的なものも必須だしね。

 

そんなことを考えているうちに、せめて洗剤を少しはエコなのに替えてみようかと思った。だが、エコ製品って割高。緑の魔女とか、エコベールとか、ほんとうは輸入のときの輸送がそもそもエコじゃないし。(マイクロプラからまったく離れる...)

 

そして、ど貧乏な生まれ育ちなので、高ければ良いという思考回路になれない…。

 

そこで、昔読んだエコ系な本で、日本メーカーで外国のエコな人々も唯一認める日本のメーカーだと書いてあったサラヤの洗濯洗剤と、花王さんのアタックゼロのコスパを比較してみた。コストを下げまくるために、大容量購入することを前提。それが上のリンク。

 

【アタックゼロ】

アブラヤシの食用パーム油を搾ったあとの搾りカスを原料としていてエコである。ただし、花王はエコアピールは控えめで、HPによると、エコのためっていうより、植物からとれる界面活性剤の流通量は需要に比べて少ないため世界中のメーカーが取り合っているので、新しい原料を開発したってことらしい。将来的には藻からも油をとれる技術だそう。エコアピールするほうが日本だと売上落ちるんだよね。たぶん。(エコ=汚れ落ちないとか臭い落ちないイメージ、自分だけよけりゃーいいのかよ?ですけど…)

【品名】洗濯用合成洗剤
【用途】綿・麻・合成繊維用
【液性】中性
【成分】界面活性剤[51%、高級アルコール系(非イオン)、ヒドロキシアルカンスルホン酸塩、脂肪酸系(陰イオン)、高級アルコール系(陰イオン)、]、安定化剤、分散剤、酵素

 

【ヤシノミ】

サラヤは、環境のため植物性を貫いてきたが、森林破壊が進むからといってアブラヤシの使用をやめても大豆などのほかの経済作物にとってかわられるだけ、と判断し、ボルネオの森を保全する活動に力を入れている、とのこと。王者花王と製造量も違うので、方向性としてはわかる。あぶらやし、食用が圧倒的に多いんだろうし。

【品名】洗濯用合成洗剤
【用途】綿・麻・合成繊維用
【液性】弱アルカリ性
【成分】界面活性剤(32%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、純石けん分(脂肪酸カリウム))、安定化剤

 

生分解性の高いのはサラヤのほうだと思うけど、下水道が一応機能している都市部ではアタックゼロでも一緒かなあ、とも思う。ヒドロキシアルカンスルホン酸は、万一飲んだら危ないやつだけど下水施設で捕獲されるのでしょう。(と信じたい…マイクロプラを捕獲できないのも、早く解消されることを祈る…)

 

  量(ml) 回数 値段 一回当たり
ヤシノミ 7200 480 7022 14.6291667
アタック 8100 540 7198 13.3296296

一回あたりのお値段を計算。

どちらも一回の洗濯(水45リットル)で、15ml 使用。若干、アタックゼロが安いけど、この大容量パックはなくなり次第終売のよう。