よくいる57歳の日記

そこらへんによくいる56歳の日記

かげきしょうじょ!! 孤独じゃないと成せないことがある

かげきしょうじょ!!

主人公渡辺さらさと、元JPX(AKBみたいの)の奈良田愛のほかにも

お祖母さんが人気娘役 鳳蘭みたいな?、母も娘役だった星野薫、

生家がバレエ教室で紅華オタクで首席合格の杉本紗和、

歌が抜群に上手いが踊りや容姿のことで悩んでいる山田彩子、

双子の沢田千夏と千秋 なども準主役です。

それぞれ主役になる回があり、アニメではエンディング曲の歌詞がその回の主役に合わせて変わってる! 

 

第八話、星野薫の回... 紅華入試に3回失敗し、ラストチャンスの高3。松坂大輔の弟みたいな設定の野球少年と知り合う。薫は母たちに容姿が似てなくて昔の母たちのファンにがっかりされたり、違う道を探してもいい、とお祖母ちゃんにもいわれる。野球少年も大リーグに行く兄に対して自分は高校でレギュラーにもなれない。兄がやってたから何となく自分もやってるだけ、という野球少年に、「わたしはあなたとは違う」と言い放つことで、自分自身に対しても男役でトップになる!と目標がクリアになる...。ほんとは彼が好きだったけど…。

 

合格するかどうかも分からないけど、おばあちゃんの言葉にも甘えず、彼とももう会わない、孤独を選んで受験に挑んだ星野薫は無事合格を果たして、孤ではなく歌劇団の個になった。

ストーリー全体を通して、芸の道は孤独だけど、仲間がいないと舞台は成り立たない。個は全にして 個は孤にあらず、というテーマが繰り返し出てきている。

星野薫バージョンのEDの歌詞で 「ひとも何か決められて生まれ落ちる定めか~」までは良いとして、「あらかじめ決められたわたしの進む道」っていうところは、もう再構築できてるんだから「あらかじめ決められた」じゃないほうが良かったなーと思う。