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そこらへんによくいる56歳の日記

九段下には靖国神社

九段下で働いてそろそろ一年、旧統一教会のせいで、政教分離だ一致だなんだいってるが、一番政教一致なのは、靖国神社だよな‥とみてて思う。神社庁の管轄下でもなく明治時代に日清日露の戦死者を祀るために国が建てた慰霊施設なので神社のかたちはやめるべきじゃないのかな?なんでいつまでもあの威容を保つのか?

殺気だった武士の像(大村益次郎)も趣味悪い。彰義隊をにらみつけてる姿だそうで、同じ国民同士で争った辛い過去なのに、こんな像をいつまでも大事にして、慈悲もなんもないのか、この国には…。勝ったものに従えとそればかり。

靖国容認してるメンタル。武士は切捨てごめんだったのだから、増税程度でわめくなよ、と武士=差別階級と自分達を思ってそうな自民党の連中に言われるのがオチ。しかも、戦死したらあなたも武士、武士になりたいなら国のために戦死しよう、と80年前マジでいってた、今のプーチンロシアを笑えない国だった、その大きな痕跡を未だ隠さず。意味がわからない。

こうした枠組みの中で、少しでも平和的に何かをやっていこうという人々がいるのもわかるが、もし、今ウクライナのように他国から攻められて、「日本にはまだ軍国主義的で我が国を見下し、支配しようとしている勢力がいるので攻めている、その証拠は靖国神社だ」、といわれたら西洋諸国は日本に加勢できないだろうね。戦後の日本は外圧と経済成長以外の部分は、変革のスピードがとにかく異常に遅いと思う。