よくいる57歳の日記

そこらへんによくいる56歳の日記

同一労働・同一賃金


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NHK スペシャ
"中流危機”を越えて 「第2回 賃金アップの処方せん」
初回放送日: 2022年9月25日

賃金アップに繋がる成長産業を生むため、社員の学び直し"Re-Skilling" に挑む日本企業や、パートタイマーの管理職登用など正社員と非正規雇用の格差縮小に努める小売業大手の最新の動き。ドイツは国を挙げた取り組みで、自動車工場を解雇された労働者がIT企業に転職し、新たな収入を確保。オランダは労働者の半数近くいるパートタイムが、正社員と同等の時間給や手当を手にし、女性の社会進出も進む。賃金アップのカギは!?
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昨日みてたけど、途中でいやになって消しました。

オランダはワークシェアリングを導入したら男性の賃金が落ちてしまい、パートタイムで働く女性の賃金を是正しているうちに同一労働・同一賃金が実現した、というような内容で、なんかもうむなしくなって消しました。

日本の場合は、一つの会社で同一労働・同一賃金が実現しないどころか、企業間でも、同じクオリティの仕事を提供しているなら大企業のほうが価格競争でも優位だと思う。

それを日本人は変だと思わないどころか、自分は勝っているほうに属していないにも関わらず、やっぱり働くなら財閥系だよね、とか、外資大手だよね、とか、したり顔で言ってる感じですかね。

いくら外国での成功例の理論や方法を解説したところで、異常に高くて厚くて土台も深々とした壁が 

国民の意識

なんだからもうしょうがない。

日本人の外国かぶれは、自分だけが外国にかかわって得したいというような部類で、国そのものには変わってほしくないという雰囲気だし。

 

「財閥系」(SNSで若い人が使っててちょっとびっくりした)の企業が利益を独占する社会が嫌だとかおかしいとは思わず、自分がそこに入れればそれでいいとか、そんな感じですかね。入れなきゃ入れないで武士は食わねど高楊枝?

 

なんかすごく辛い。