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そこらへんによくいる56歳の日記

スケートボードの女子3人と『21世紀の歴史』ジャック・アタリ

> 10代でのメダル獲得について感想を問われると、中山は「スケートボードに年齢は関係ない」ときっぱり。年下の西矢もそれに同調した。

 

カッコよすぎる…。

インタビュアーは日本人最年少の金メダルとか、岩崎恭子さん以来とか、そっちに話を誘導したかったのだろうが、無意識レベルでそれをつっぱねた。要らない社交辞令、言わなくていい。純粋に、そんなの知らないってのもあるでしょうが。

 

『21世紀の歴史』ジャック・アタリ 

 普通、歴史というのは過去について書くものだけど、勝手に21世紀の歴史を書いてるという頭脳労働の果ての果てにアウトプットされた本。全347ページでイラストもないし、字も少し小さめ。

 だけど、最初の13~16ページあたりで、アタリさんは2060年くらいまでには超民主主義(なんなのかは↑読んで)が超帝国主義や超紛争(同じくなんなのかは↑を読む)に対して勝利するだろう、と考えている、と結論が先に書いてある。

 

アタリさんは、今が不安でしかたのない人々=我の読者と認識しているのか、先に結論を提示することで、じっくり本題に取り組めるようになっているのだ。

 

2060年...そのころ、55歳は生きてたら95歳だけど生きてないと思うが、

スケートボードの代表選手3人は53歳と56歳と59歳か~、彼女たちが生きる未来に、

超民主主義ができるだけ近道を通って勝利することを願ってる…。