中央アジアに強制移住させられた朝鮮人の消えゆく文化 写真16点 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト (nikkeibp.co.jp)
平昌オリンピックのエキシビジョンで、メドベージェワが黒いパーカーを着て、
ソビエト時代のロックバンド、キノー の 「カッコウ」という曲を使ってて、
ロックだった... 。(女声のカバーバージョンだったけど)
作詞作曲、歌 の ヴィクトル・ツォイ さんは1990年、28歳で交通事故で亡くなったが、カザフスタン系朝鮮人とロシア人のハーフだ、ということは知っていた。
旧ソ連邦内に、朝鮮半島の人がいる理由ってなんだろう?と漠然と疑問だったのだが、(単に好みで引っ越しとかないだろ…と思ったので)このたびぐぐってみたら、
キノーの曲は、抑揚が少ないメロディ、キラキラさが全くない音(機材の関係?)、これこそがロックだよな、と思う。(英語でも歌詞はあとから読みます派なので、ロシア語はまったく気にならず)YOUTUBEとかSPOTIFYとかで簡単に聴ける時代になった。ありがたい。
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東京オリンピック2020
NHKが公式ソングに用意したのは、米津玄師の カイト と、 パプリカだった。だけど、カイトは、嵐が予定通り活動停止し、オリンピック関連の仕事を拒否したため、誰も歌うことがない。パプリカは、あきらかに死者を歌っているが、カイトのほうに らるらりらーを入れることで、2曲はリンクしてるように聞こえる。
東京オリンピック1964 でいえなかった、原爆を落とされた国、空襲を受けた国が復興したんだって、東日本大震災と福島原発事故からの復興とあわせて、いいたい人たちがいる… というのはうすうす感じてた。
空襲、原爆、戦地で亡くなったたくさんの人を追悼し、「戦後」の終わりを…という気持ちもわかるが、できなかった。だけど残念だとは思わない。
日本が中国本土や東南アジアで残虐行為を行ったのは事実。でも、アメリカの日本本土への空襲も原爆2つも残酷な行為だと思う。ヨーロッパでも、ドイツ軍に支配されている間は、男を隠せだったが、連合国軍がきたら、略奪や強姦があるから女を隠せ に変わったという証言もある。もちろんナチスが組織的に行ったホロコーストは…。戦争、誰がどうかかわろうとも、そこで発生すること全部が残虐行為になっていく。
残虐行為を正当化する仕掛けが戦争。戦争は人間の残忍さを引き出す装置。誰がどういう正当性を主張しても、残忍じゃないってことにはならない。
自分一人のことでいうのなら、戦争しなきゃならないのであれば、別に殺されてもいいです…と思うが、日本人という人種が絶滅したらどうすんの?とか、日本固有の文化が破壊されつくしてもいいのか?とか、いろんな理屈がそれを邪魔する。それでも、戦争はノー、という強い精神性の裏打ちがないと、結局何も響かず、感傷的に死者を追悼しようとしてもシラケられ、アジアの残虐な国家の暴走を止めてやったんだ的な従来の壁に跳ね返されるだけだったと思う。
「新しい歴史教科書を作る会」なんてのが、歴史の教科書を作ってしまっているようでは、今、日本人が世界にむけて平和について何をいっても話にならないと思う。